3歳 アトピー性皮膚炎 ミミズバレの漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
1年前ぐらいからアトピー性皮膚炎で顔、首、上半身、腕の内側が真っ赤になり、ジュクジュクと浸出液も出て全身が痒い状態で来店されました。
今までは土佐清水の病院でステロイドやSOD、ルイボスティーをもらっていたが、一向によくならず、顔もミミズバレの状態にまでなってきたため、漢方薬で何とかしたいと言われました。
食事の内容を伺いますと魚、卵、貝類、甘い物が多いようです。
睡眠時間は9時半~朝8時起床で問題ない様です。
舌の状態は舌硬、黄膩苔の状態です。
3歳 女の子
中国医学的に『血熱旺盛(けつねつおうせい)』、『脾虚食積(ひきょしょくせき)』、
『湿熱停滞(しつねつていたい)』の状態と考えました。その為、体の中の熱毒素、湿熱、老廃物を体の外へ排泄していく漢方、消化不良を起こさせないようにしていく漢方をお渡ししました。
すると2週間ほどでジュクつきが治まって、赤み、炎症も少なくなってきているという報告を受けました。
また、1カ月後には顔の炎症が綺麗に治り、肌がうまれ変わった状態になっていました。Hちゃんもお母様もとても喜んで頂き、こちらもうれしく思います。
肩の皮膚の状態がゴワゴワしている為、引き続き飲んで頂いております。
この苔癬化(ゴワゴワ感)は時間がかかるりますが、体質を変えていく事で少しずつよくなってくると思います。食事と漢方薬、そしてスキンケアで皮膚のトラブルは改善できると思います。
ステロイドを長期にわたって使いますと皮膚が委縮して苔癬化になる事が良くありますので、長期にわたって使用する場合は医師に相談しましょう。
ステロイドは使い方によっては炎症を引かせることはできますが、根本的な治療方法ではないと思います。皮膚の病気は体の中から良くしていく事で根本的に改善できると思います。
症状が緩和してきますとステロイドも減量出来る方が多いです。
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